明けましておめでとうございます。
年明けに、年配の知り合いからメールが来ました。
本文はなく、件名のところに「おげんきですかいつでもおもっていますまたおたよりします」 とありました。
慣れないメールを一生懸命に打ってくれた様子。 ひらがなだけのメールが、かえって胸に来ました。
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ナイほうがかえってその存在を強く感じさせる―暗誦しているこんな短歌があります。
*亡き人に まだ来る手紙 見ずに捨つ 冬の屑籠 ほぐれて動く
冬、暖かい屋内での乾いた描写。
落ち着いた日差しや、ストーブの上のやかんの音も聞こえてきそうです。
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静かに在るものを今年もご紹介していければと思います。
本年もどうぞよろしくお願いします☆