今の時期、外を歩くと、カラフルな花に彩られた、幸せな小路に出会います。
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‘KHUSU’ ヒンディー語で「幸せ」という意味です。
以前、インドでヨガ教室に通っていたころ、毎朝ヨガをする私を眺めている同じ寮の住民Pさんがいました。
IT企業に勤める彼は、年齢の割には貫禄があって、お世辞にも「いい体型」とはいえないカラダでした。
仕事が忙しいので、外食が多く、今インドで大流行の「マック」にもよく通っていました。
一見、典型的なイマドキのインド人でしたが、信仰心が篤く、家族を大事にする、古き良きインド人の一面もあって、Pさんとは、寮の隣人として時々話を交わす間柄でした。
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ある日、ヨガにいそしむ私に彼が聞いてきました、「君はKHUSUかい?KHUSUじゃなきゃ、どんな運動も意味はないよ」
「運動」=イイコト、となりかけていた私に、彼の言葉はいいブレーキをかけてくれました。
イイかどうかよりも、KHUSU「幸せ」かどうか、、、
健康法を実践しているとつい置き去りにされそうな「幸せ度」
眉間にしわがよりかけたら、神様顔(インド人には、数名に一人ぐらいの割合でプチ神々しいお顔の方がいます)に、ずんぐりお腹のPさんの顔を思い出しています。