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インドというと、ベジタリアンということを思い浮かべる人は、多いのではないかと思います。 実際は、まったくそうではなくて、肉を食べる人もたくさんいます。ベンガル地方など、海の近くでは魚もよく食べます。卵は食べるけれど、肉類はいっさいダメ、とか、チキンは食べるけれど牛豚は口にしない、など本当にバリエーションは様々。 私もインドに来てからは、ベジタリアンになっています。その理由はまた後でお話します。 ところでみなさん、‘ベジタリアン’=体にいいとおもっていませんか? 私はこれはどうかなぁと思うのです。 インドには、ベジタリアンの肥満の人が本当にたくさんいます。どうしてかというと、油をたくさんとるからです。 私もベジタリアンになってから、カラダが異様に冷えるのに気付きました。日ごろの習慣で、あまり油分をとっていなかったので、カラダがエネルギー不足になってしまったのです。 ベジタリアン=動物性たんぱく質を取らない=体にいい、という考えは危険だと感じました。 よく、ブログでもお話していますが、そもそもいい食べ物悪い食べ物というのはあるのでしょうか? 昔、定期的に韓国人のおばあさん-肉をしっかりと食べていました-と一緒に食事を頂く機会があったのですが、彼らはとても元気でお肌もツヤツヤしています。彼らの顔を思い浮かべると、動物性たんぱく質=悪い、とは到底思えません。 私もにわかベジタリアンとして思うのは、肉食しないでいると、スタミナがでない気がします。 なぜ、このようなお話をしているのかといいますと、今、インドでも健康志向が急速に高まっていて、食べ物の善悪論が飛び交っているからです。これは、ずいぶんまえから日本でもあり、今も続いているように思います。 野菜は一日30品目、黒い食べ物がいい、肉を食べたら、その数倍野菜を食べるべきだ、、、そして、根強くあるのが、「菜食」=「体にいい」論です。 今回、とても面白い体験をしました。 最初の一週間、あるインド人の友人の家に滞在しました。その家族はベジタリアンでした。 からだの調子・肌の調子(アトピー)がとてもよくなったので、内心「やはり、菜食はいい?!」と、おもったのですが、その後、もっときっちりしたベジタリアンの施設で一週間滞在しました。しかし、急速に体調を崩しました。 違いは明らかでした。 友人の家は、大家族で、毎回10人ほどが集まって、ワイワイと楽しく食べるのです。 お祭りだといってはお菓子を食べ、子供は歌ったり踊ったり、、、 そのとき食べているのは、野菜とか肉、とかいうことではなくて、そのときの空気や時間の流れ、嬉しそうな顔顔顔。。。食べ物とは、そこの土地や気候、文化や人を一緒に食べているんだなぁと心底感じました。 最近インドでは、差別的な意味合いでベジタリアンを選ぶ人が増えてきているそうです。もともと、インドではハイカーストの人間がベジタリアンであることが多く、どんどん豊かになってきている中産階級の人たちが肉食をやめるケースが出ているそうです。 ベジタリアンは手間がかかります、その点肉食は短時間でエネルギーを補給できる、優れた面があります。 そういう事情でノンベジタリアンである人も多くいます。自然そういう人たちは、肉体労働者であったりします。 日本でこれにあたるように感じるのは、有機野菜などです。 有機野菜の生産者を応援する意味でも、カラダに対する効果も、まったく否定はしませんが、やはり値段が高いのも事実です。有機野菜を定期的に購入できない人がいることも意識したいと思います。 *** 長くなりましたが、食べ物のイイ・ワルイに関する話は、もうそこそこでいいのではないかと思います。肉を食べて元気な人はたくさんいます、ベジタリアンにしたくてもできない人もいます。逆に肉を食べたくても食べれない人もいます。(現在のところ、今の私はそうです) まったくの無関心はいけないでしょうが、食に関しては、そこそこの知識でじゅうぶんと思います。 何を食べたか、ではなく、満たされたかー満たされない食事が、悪い食事なのだと、私は思います。
by tarat-tara
| 2011-10-18 14:28
| インド
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