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今日は、トリートメントについて、お話します。 写真がトリートメントの建物。 男女それぞれ、施設が分けられています。 その前に、おのおののトリートメントがどのように決められるのかを説明します。 まず、施設に着くと、事務手続きのすぐ後に、アーユルヴェーダの先生による診察があります。 オフィスとかいてる左側に診察のホールがあって、数名の先生が常駐しています。 そこで、前もってこちらが書いた問診表を元に、医師がその人に合う食事内容、トリートメントを決めます。 これは固定的なものではなく、不都合があれば変更もしてくれます。もちろん、すべてが受け入れられるわけではありませんが、、、 翌日から、食事やトリートメントが医師の指示に従って、施されます。 私は、ヨガ、プラナーヤーム(呼吸法)、エネマという腸内洗浄、ハイドロセラピー、ラッピングのトリートメントの指示を受けました。 マッサージのトリートメントもあったので、受けたかったのですが、皮膚に刺激が強いという理由で選んでもらえませんでした。 *** さて、そのトリートメントの感想は- 良くも悪くも、素朴でした。 「ハイドロセラピー」は、「ハイ・・・」という部分しか聞こえていなくて、『ハイ=高いレベルの何かをしてくれるんだ』と、うきうきして、セラピールームの扉を開けると、子供が水遊びで使うような浅めの桶が湯を張った状態でおいてあります。係りの女性に尋ねると、パンツ以外脱いで、ここに腰をつけろ、と。つまり、‘腰湯’だったわけです。ほかにも、足湯やら、フルバスと呼ばれる全身湯がありました。 でも、私からすると、ハイドロ~はすべて『オフロ』の活用変化型、ちょっと拍子抜けでした。 ただ、数日滞在するうちに、ちょっと見方が変わってきました。 施設ではよく、停電になり、水が出なくなることもありました。 暑くてホコリっぽくて、そんなときに何時間も断水して、やっとお湯に触れたときの「♪」といったらっ! それでも、たいていはシャワーです。 つまり、そんな環境では「全身をお湯につからす」というのは、大変に贅沢なのでした。 とはいっても、やっぱり、‘パンツいっちょ’で、子供用の桶に浸かっている自分の姿は、トホホなものでした。 聞きなれない‘ラッピング’がどういうものかといいますと- これまたパンツ一丁!、濡れたシーツの上に寝かされます。シーツでカラダを巻きます。頭も巻きます。 呼吸用に、目鼻の部分は開けたまま、しっかりと巻きます。さらに、毛布で巻きます。しっかりと巻きます。 でも、やっぱり目鼻は開けといてくれます。。。 あまりに一瞬の出来事に、事態がつかめませんでしたが、ラッピング=巻く-まんまでした。 係りの人が「40分後にくるから」と言い残して部屋から出て行きます。 エジプトのミイラ、ってたぶんこうやって巻かれたんだろうなと、40分間、頭の中で時間も土地も越えた壮大な旅をしたのでした。 ほかにも私は受けていませんが、お腹に泥を塗るマッドパック、名前は不明ですが、湯たんぽ様のものに氷を詰めて、メタボのお腹に乗せている現場を目撃したり、、、 「・・・」な場面は数多くありました。 素朴、、、でした。
by tarat-tara
| 2011-10-15 22:22
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