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井戸を掘る人がいます。 下を向いて、自分の足元を掘っていきます。みんなが楽しそうにしていても、あまり興味を示さずに、淡々と、黙々と井戸掘りをしています。 あ、すいません実際の話ではないです。突然、なんの話かとおもわれたでしょう。 暗い人(静かな人)・明るい人(賑やかな人)などと、人の性質が評価されることについて、少し思うところがあったので書かせていただきました。 といいますのが、どうも‘暗い(静か)’のは分が悪いように感じるからです。 とくに学校生活では「社交性がある・明るい(元気がある)・協調性がある」というのがイイコトで、その逆はダメ、、、という空気が強かったように思います。その名残でしょうか、大人になっても「暗い(静か)」ということはあまり歓迎されていないようです。(「暗い・一人・我が道を行く」が×) 私は、あまり親しくない相手とワイワイ賑やかに過ごすのが苦手なのですが、それをある人に告げると「世界が狭くなるからいけない」とアドバイスを受けました。実際そういう面もあるでしょう。そうおもって、一生懸命外へ出て人と会った時期もありました。ですが、つらいばかりで、あまり「世界」が広がったようには思いませんでした。 ところで、鍼灸治療に来られる患者さんの中には、そういった「明るく・みんなで・ワイワイ」が苦手という人が少なからずいらっしゃることに気づきました。ですが、そんな人たちは決して狭い世界でしかものを見ていない人たちではないのです。 それで、私は思ったのです。 彼らは(私を含めて)‘井戸を掘っている’のではないか?と。井戸掘りは一見暗くて汚くて、はたから見れば面白くなさそうですが、私たちが求めているのは、地下水脈を掘り当てること。自分や世の中を栄養する水脈にこそ興味があって、それをおのおのの興味や関心のスコップで掘り進めていく。一見、他者とつながりを持っていないようでいて、奥のほうでつながりを持ちたいと考えている、、、そんなタイプの人間もいるのではないのかなぁと考えるようになりました。 世界旅行をして見聞を広めるタイプの人もいれば、自分の足もとの土を掘って世界を深めていく人もいる―単に、性格の特徴の違いなのですが、ひとつだけ気にかかることは、どちらかというと「井戸を掘る人」が引け目を感じる風潮があるように思うことです。気が乗らないまま世界旅行に出かけて自分や自分の大切にしている‘井戸’を損なってしまっているのを時々みかけると、とても残念に思います。実際、自分に合わないことをしてからだを壊す方がなんと多いことか。。。(私もハデに壊しました)‘明るい’方も、親切で「もっと外へ!」と言われるのはわかるのですが、狭いように見える目の前の相手は、深く足元を掘っているのかも?と想像していただけたらありがたいです。 「明るく楽しくみんなで」が幅を利かせている環境では、ちょっと勇気が要りますが、もしご自分が「井戸を掘る人」だと思われたなら、ぜひとも井戸掘りに取り掛かってください。 なぜって、掘り当てた時の井戸水は、みんなの喉も潤すのですから。。。
by tarat-tara
| 2010-06-27 20:36
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